厨房には、調理に必要となる様々な設備が設置されていますが、厨房設備としてまずはじめに揃えるべき厨房機器は、冷蔵庫に冷凍庫、シンク、ガステーブル・ガスレンジ、作業台にコールドテーブル、製氷機、食器棚などです。
食材を新鮮な状態のまま保管するのに必須となる冷蔵庫や冷凍庫を基本とし、調理に必要な作業台やシンク、ガステーブルにガスレンジ、食器類を収納する食器台など、一般住宅のキッチンと同じような設備が必要となり、さらに食事として何を提供するのかによって、必要となる厨房設備に違いがあります。
これらの厨房設備の設置は、設計された場所に設置し、それらの厨房設備を使えるように電気の配線や、給排水の設備工事なども含め、トータル的な厨房設備の設置を行っていきます。
厨房設備を整えて、利用者に食事を提供するためには、営業許可を受けなければなりません。そしてその営業許可に必須となるものには、冷凍冷蔵庫の設置と、その外に温度計を設置しなくてはならないのです。
シンクも2槽以上と規模に応じて複数のシンクの設置が必須となっており、シンクのサイズも決められています。
厨房は、ただ食材を使用して調理ができれば良いというものではなく、安全・衛生的に調理ができる環境を整えることが求められるため、専門業者を利用した設置が必要不可欠です。